館山市にてお引渡しさせていただきました、

ゼロエネルギーハウスが完成からちょうど1年を迎えました。

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地域型住宅グリーン化事業165万円の補助を受けたこのおうちは、

1年間の電気使用量をデータ化して保管し事務局に報告しなけれなりません。

お客様にご説明して毎月データを取っていただき、

一年経ったのでデータを受け取り解析させていただきました。

 

毎月の電気データ

 

申請時はエネルギーの使用量を149.4%削減できる住宅として申請。

 

削減率データ

 

おどろいたことに実際はなんと175.9%も削減できていることがわかりました。

 

電気の購入量はお施主様の記録によると年間で4464kwh。

東京電力のスマートライフプラン(オール電化にてきしたプラン)で電気代を試算してみます。

ダウンロード

東京電力エナジーパートナー㈱のHPより抜粋

1kwhあたりの単価は、

午前1:00~午前6:00までの深夜料金は1kwhが17.46円

それ以外の時間帯は1kwh25.33円

電気の使い方は人によって変わっくるので、

ここでは平均をとって21.39円とします。

計算すると、

4464kwh×21.39円=95,484円

年間の基本料等を抜いた電気代が95,484円となります。

 

総務省統計局の家庭調査の最新データ(2015年)全国データによれば、

3人世帯の月別の電気代は11,296円。年間にすると135,552円

年間約4万円の差で電気代を節約しているということになります。

 

この差は何なのか?って思うと計算に表せない「高気密」がもたらした差なのかな?と思うのです。

 

太陽光の売電も解析してみました。

お施主様が記録したデータによると、

年間で10446kwh売電できています。

2016年にご契約した場合の1kwhあたりの売電価格は、

10kw未満の余剰買取で33円。

年間で10446kwh×33円=344,718円売電できていることになります。

 

購入量と売電量の差額を計算すると249,234円のプラス収支。

 

仮に35年間、電気料金が値上げもなく太陽光も発電できて売電価格もそのままだとしたら・・・。

 

249,234円×35年=8,723,190円のプラス収支と試算することができます。

 

例えば10年間プラス収支

249,234円×10年=2,492,340円

を貯金してフラット35sの金利引き下げ期間が終わった後に、

繰り上げ返済すると利息もおそらく100万円単位で軽減できるかもしれません。

そこも試算できたらすごいですね。

 

実際に補助金の申請などで計算していると、

難しい記号や単位などでてきてどれくらい省エネなのか?

わかりにくくなってしまいますが、

こうやってデータをお金に換算してみると、

試算といえども実感が湧いてきませんでしょうか?

 

この収支結果は、

お客様に「光熱費ゼロのおうちにしませんか?」というひとことがなければ実現しませんでした。

 

この一言を私たちが伝えなかったら、そしてお客様に受け止めていただけなかったら、この結果はなかったかもしれません。

 

そう考えると、私たちも伝えることが大事なことで、お客様も一度だけでも耳を傾けていただくことで私たちも幸せづくりのお手伝いができるのかな?と思いました。

 

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