毎日更新♪ おだき邸~二人と二匹のわんダフルライフ♪

みなさんこんにちは。設計担当おだきです。

二人と二匹が暮らす、おだき邸新築計画。目指せ毎日更新♪ 今日は2回目です♪

 

おだき邸プラン、実は昨年から寝かせ続けてすっかり熟成していたのですが、ようやく確定。

↓↓↓こんな感じのシンプルプランです。

0728

本日、耐震等級3を取得するための元となる、壁量計算を依頼しました。

プランの詳しい内容は後日ゆっくりご説明させていただきますが、今日のこの図面にて、柱と壁、屋根形状など建物の基本となる部分が確定となります。

もうひと部屋増やしたいんだけど~なんて言語道断!ぜったいに許されません!

・・・なんてことはありませんが、柱や壁の位置が変わると、計算を依頼し直さなくてはなりません。

さてその壁量計算。いったい何をするのでしょう。

ひと言で言うと、地震や台風に対して安全かどうかを計算します。

その計算結果は、耐震等級〇等級、耐風等級〇等級と言う形で、明確にすることができます。ちなみに耐震等級は3が最高値となります。

 

このお話をお客様にすると「えっ、そもそも家って安全なものを建ててくれるもんじゃないんですか?」という反応をされる方がいます。

私がこの業界の人でなければ間違いなくそう思うかも。車を買うときに「この車は安全なのだろうか」と怪しむ人はいませんよね。でも家となると少し事情が違います。

 

「この土地にこんな家、建ててもいいよー」の法律的な許可は、建築確認申請がおりることで許可されます。

そしてその建築確認申請ですが、小規模の住宅(2階建て以下のほとんどの住宅)は、4号特例という規定が適用されます。

この4号特例、構造計算書の提出が免除されています。なんでじゃ!?

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答えは「審査の省略化」のためです。

ざっくばらんに言うと「資格を持った建築士が設計しているのだから、役所が確認しなくてもちゃんとしてるよね?」と言うことです。しかも、要求されている耐震等級は1です。

耐震等級1って、結構簡易的な計算ですが、それですら証明する必要がありません。無理やり提出しても見てもらえません。

ということは、家が安全かどうかは「設計している建築士しだい、建てた建築会社しだい」と言うことになります。

もちろんほとんどの建築士は、その存在意義にもとづき業務を全うしている(はず)です。私が所属している千葉県建築士会の人たちは、建築に命をかけていると言ってもいいくらい真剣に設計をしている、素晴らしい方ばかりです。

がしかし。人生いろいろ~♪ 建築士もいろいろ~♪ です。

これから家づくりを計画されているみなさん、少なくとも「建築確認申請がおりている=安全な建物であると国が保証してくれている」ではないことを知っておいていただきたいです。

 

ところで早川建設では全棟、耐震等級3を標準仕様としています。そしてちゃんとそれを証明することにしています。証明しないと意味がありませんからね。

この耐震等級3が、どれほど大切なことかと言うと・・・

地震データ2

こちらの図は2016年の熊本地震の際の、住宅の倒壊についてのデータです。

熊本地震では、震度7が2回くるという、今までにない事態でした。最初の震度7でなんとかもちこたえた家が、2回目で損壊してしまったのです。これにより、私たち建築会社は今後はこの「震度7が2回以上」を想定した家づくり必須になったのです。

このデータによると耐震等級3では、全壊は0棟、一部損壊が2棟となっています。

つまり、少なくとも熊本地震では「耐震等級3の家は地震の後も住み続けられた」と言えます。

もちろん、耐震等級3でない家でも全壊していない家もあります。何か他の要因が働いたことも考えられるでしょう。ですが、耐震等級なんてこだわらなくても倒壊しないかも・・・その発想はまるで賭けをしているように思えます。

地震って人間には止められません。次の地震は100年後まで来ないかも。でも明日来るかも。

不確実なことに、可能な限りベストを尽くす。そして耐震等級3はベストな選択であると、声を大にして言いたいです。

大切な命を預かる家ですから、耐震等級は最優先と言っても過言ではないのです!!!

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話を戻しますが、耐震等級3を証明する計算と言っても種類があります。

今回おだき邸が選んだのは、品確法の住宅性能表示計算による耐震等級3です。

実はもっと精密な計算もあるのですが(許容応力度計算)、今回そちらは選択しませんでした。

理由は二つ。

今回のおだき邸は平屋であること。そしてSW工法であること。

平屋は見ての通り二階がありませんから、無理のない間取り(すごーく広い部屋とか)にしない限りは、構造耐力的には有利だと言えます。

また早川建設の採用しているSW工法は、外壁が面材耐力壁なのでさらに構造的に有利なのです(詳しくは後日♪)

 

許容応力度計算は精密ですが費用がお高い(◎_◎;)、と言う面があります。

今後も、明らかに構造的に有利な建物であれば、おだき邸と同じように住宅性能表示による耐震等級3の計算をおすすめするかもしれませんが、吹抜けがあったり建物形状がダイナミックだったりした場合は、許容応力度計算を採用させていただくことになります。

おだき邸の計算結果、またご報告しますね♪

 

さー、次は土地の高低差の確認だー。これも大事ですよ~~~。

毎日更新予定♪ 次回をお楽しみに♪

 

犬ライン

 

 

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