いざ注文住宅を購入しようと思っても、どうやって予算を決めれば良いのか分からない方が多いのではないでしょうか。ご自身のこだわりを反映した理想的な家を建てるためには、まずしっかりと予算を決めることが重要です。そこで今回は、注文住宅をお考えの方に向けて予算の決め方をご紹介します。

 

□注文住宅の予算の決め方とは?

注文住宅を購入する際は、しっかりと予算を決め、資金計画を立てることから始まります。そのために、まずは注文住宅にはどんな費用がかかるのかを確認しておきましょう。1つ目は建物本体の費用で、こちらはおおよそ予算の70%を占めます。2つ目は予算の15〜20%程度を占める付帯工事費で、3つ目はその他の諸経費です。

 

これら注文住宅にかかる費用を支払うために、自己資金はいくら用意できるのか、世帯年収はいくらでどのくらいの住宅ローンを受けられるのかを考えます。そして、その金額に合わせて購入する注文住宅の金額を決めましょう。

 

住宅自体の計画ばかり重視してしまうと、資金計画で失敗してしまう可能性が高くなります。理想的な住宅を追い求めすぎて、住宅ローンの借入額が増えれば増えるほど生活を圧迫することになるため、無理なく返済ができるよう慎重に考えましょう。

 

□万が一予算をオーバーしてしまったらどうすればいいの?

ここまで予算の決め方をご紹介しましたが、万が一予算をオーバーしてしまった場合どうすればいいのでしょうか。ここからは、その対処法をご紹介します。

 

せっかく注文住宅を購入するなら、できるだけ家族みんなのこだわりを反映した住宅にしたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。しかし、家族みんなの理想を全て反映させようとすると、どうしても予算をオーバーしてしまうことがあります。

 

そのような場合は、あらかじめ決めた予算を優先して、優先順位の低いこだわりから削っていきましょう。例えば、複雑な間取りをシンプルなものに変更する、仕上げ材のグレードを少し下げるなど、もう一度優先順位を見直してみることが大切です。

 

一方で、コストカットしてはいけない部分もあります。
それは、柱や梁といった住宅の構造部分です。これらの住宅の基礎となる部分は、住宅の安定性や安全性に関わる重要な部分なので、コストカットはおすすめできません。

 

□まとめ

今回は、予算の決め方をご紹介しました。
前もって予算について計画を立てておかないと、後々トラブルが起きてしまう可能性があるので、十分注意しましょう。また、万が一予算をオーバーしてしまった場合は、今回ご紹介した対処法を参考にしてみてください。館山市で注文住宅をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

 

□はじめての方へ>家づくりの流れ

早川建設では、家づくりの流れの中で資金計画、ライフプランニングのタイミングを設けています。家を建てるために必要なお金のことはもちろん、将来に渡って、どのタイミングでどのくらいお金が必要になるのか?までを「見える化」します。この家づくりの流れについても、ぜひ併せてご覧ください。