注文住宅をお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、エコキュートです。エコキュートを取り入れることで、環境に優しいだけでなく、たくさんのメリットがあります。そこで今回は、エコキュートについて詳しく解説します。注文住宅についてお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

 

□エコキュートとは?

エコキュートとは、空気中の熱でお湯を沸かす電気給湯器のことを言います。ヒートポンプ技術を使った電気給湯器で、空気中の熱を集めるための冷媒に二酸化炭素(自然冷媒)を使っているため、環境に優しい給湯器となっています。ヒートポンプ技術は、空気中の熱を集めた二酸化炭素を圧縮させることで更に高温にし、お湯を沸かす仕組みになっています。ヒートポンプ技術を使った給湯器には冷媒に二酸化炭素を使わないものもありますが、これはエコキュートとは呼ばず、「ヒートポンプ式給湯機」と区別されています。

 

 

また、貯まったお湯は電気を使って保温するのではなく、断熱材によってポットのように保温するため省エネが期待できます。電気の使用量も減るため節約になりおすすめです。

 

□エコキュートのメリットをご紹介します!

エコキュートを選択するメリットはたくさんありますが、今回は4つご紹介します。

 

まず1つ目は、光熱費が安いことです。
エコキュートは電気代の安い深夜に電力を使ってお湯を沸かします。そのため、光熱費が安くなります。また、太陽光発電を併せて使えば、さらに電気代を抑えることができます。

 

 

エコキュートは深夜の安い電気代で沸かしたお湯をタンク内に貯めておくことでお湯が使える仕組みになっています。しかし、急な来客などで普段以上にお湯を使ってしまった場合などは、タンク内のお湯が少なくなり、日中にお湯を沸かすこともあります。この時は深夜の安い電気代が適用されません。さらに、深夜に安い電気を使うプランにしたい方は、オール電化にする必要があるため注意しましょう。

 

2つ目は、省エネであることです。
エコキュートは省エネ性能に特化しています。空気中の熱を利用することでより効率的にお湯を沸かすことができるため、電気だけでお湯を沸かすよりも電気の消費量を減らすことができます。また、冷媒に二酸化炭素を使っているため、オゾン層にダメージを与えません。どちらを見ても、環境に優しいシステムであると言えるでしょう。

 

 

3つ目は、災害時でもしばらく水が使えることです。
タンクに温められたお湯が貯められているため、災害時に水道や電気が止まってしまった場合でも水を使用できます。しかし、エコキュートの水はそのままでは飲めないため、沸騰させてから使うことをおすすめします。

 

4つ目は、補助金が出ることです。
光熱費が安く、環境に優しいエコキュートは、再生可能エネルギーを使用しているため補助金が出る場合があります。補助金は各自治体によって異なるため、お住まいの地域の情報を確認してみましょう。

 

□まとめ

この記事では、エコキュートについてご紹介しました。
エコキュートとは、空気中の熱でお湯を沸かす給湯器のことを言います。メリットとして、光熱費が安いことや省エネであること、災害時でも使用できることが挙げられます。エコキュートをお考えの方は、当社が最適なご提案をしますのでお気軽にご相談ください。

 

□「おだき邸~とんかち日記♪」シリーズ

 

 

MonoHousing早川建設の女性設計士・小滝の更新する工事ブログ!来月に完成を予定している、館山市に新築中の平屋一戸建ての進捗を随時アップしています✨こちらのお家では、エコワンという給湯器を選択されました。エコワンは電気とガス、両方を使ってお湯を沸かすハイブリッド給湯器です。お湯を沸かすことは、家庭内で消費するエネルギーの3分の1を占めると言われています。家づくりを進める中で光熱費や省エネに注目している方は、ぜひ給湯器についても比較してみてくださいね。