「ZEH+(ゼッチプラス)についてくわしく知りたい」
鴨川市にお住まいの方で、このようにお考えの方はいませんか。そんな方に向けて今回は、ZEH+についてと電気自動車で叶う新しい電力供給についてくわしくご紹介します。ぜひ参考にしてください。

 

□ZEH+について

みなさんは、ZEH+についてどのくらいご存じでしょうか?
簡単に言うと、ZEH+とはよりハイグレードなZEH(ゼッチ)のことです。

 


画像出典:経済産業省資源エネルギー庁ホームページより

 

ZEHとは、高気密高断熱化で消費エネルギーを抑え、太陽光パネルなどで必要なエネルギーを補い、使用したエネルギーと補ったエネルギーを相殺してゼロになるような環境に優しい住宅のことです。ZEH+の場合は通常のZEHと比較して下記の条件が加わり、より高性能な住宅設備が求められます。

 

1つ目の条件は、更なる省エネルギーの実現です。
従来のZEHでは、「石油や石炭、天然ガスのような再利用できないエネルギーの使用を基準より20%以上減らすこと」が定義されていますが、これがZEH+になると「25%以上」と、減らすべきエネルギー消費量が多くなります。

 

2つ目の条件は、自家消費を意識した再生可能エネルギーの促進に係る措置です。
この条件には、さらに3つの要素が設けられ、そのうち2つ以上の要素が取り入れられていることでZEH+の住宅と認められます。

 

1つ目の要素は、外皮性能の更なる強化です。
強化外皮基準(UA値)を各地域区分で、1・2地域:0.30、3~5地域:0.40、6・7地域:0.50以下にすることが定義されています。強化外皮基準(UA値)とは断熱性能を表す数値で、低いほど断熱性能が高いという数値です。地域区分は、千葉県ではほとんどの市区町村が区分6(一部5、7)となっているので、0.50以下のUA値が必要ということですね。

 

2つ目の要素は、高度エネルギーマネジメントです。これは、決められたHEMSという機器によって、太陽光発電やエアコン、給湯の設備を管理・コントロールすることを指しています。

 

3つ目の要素は、電気自動車を活用した自家消費の拡大措置です。これは、自宅敷地内に電気自動車を充電する設備を設置することです。

 


画像出典:経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー課
「ZEHの普及促進に向けた政策動向と平成31年度の関連予算案」(平成31年3月)資料より

 

ZEH+の住宅を実現することで、環境に優しい生活を実現できます。この住宅に興味を持たれた方は、ぜひ当社にお問い合わせください。

 

□電気自動車で叶う新しい電力供給について

生活に欠かせないものとして、電気が挙げられます。
この電気は、災害や停電が起こった場合、住宅への供給がストップしてしまう場合があります。そんなときに、電気自動車に蓄えられた電力を住宅に供給できれば非常に便利ですよね。このような便利な暮らしは、V2Hで実現することができます。

 

V2Hとは、車の電力を住宅で使うシステムのことです。
このシステムによって、車に蓄えられた電力を自由に住宅に供給できます。

 

 

V2Hに必要なものとして、EV(電気自動車)やPHEV(プラグインハイブリッド車)などの対応車、V2H機器が挙げられます。自動車のバッテリーは家庭用蓄電池に比べて容量が大きいため、V2Hを利用することで家庭用蓄電池を使用するよりも多くの電気を貯めることができます。

 

今後の日本において、電気自動車はガソリン車に代わって主流の乗り物として活躍することが予想されます。電気自動車とV2Hのシステムを住宅に導入することは、結果として災害に強い住宅づくりにつながります。注文住宅を検討される方は、将来を見据えてZEH+の住宅の実現を検討されてみてはいかがでしょうか。

 

□まとめ

今回は、ZEH+についてと電気自動車で叶う新しい電力供給についてくわしくご紹介しました。本記事が、ZEHやZEH+の住宅を検討する際の参考になれば幸いです。注文住宅に関してお悩みの方は、ぜひ一度当社にお問い合わせください。

 

□おすすめの記事

MonoHousing早川建設は全棟ZEH。こちらの記事ではZEHについて詳しく説明しています。

 

ZEH、ZEH+に欠かせない太陽光発電について、昨今の状況を交えてお話しています。ぜひ併せてご覧ください!