近年、新型コロナウイルスの流行があり、
多くの会社がリモートワークを促進してきました。
その影響でリモートワークができる環境の需要が増え、
さまざまなスペースに適応する書斎に注目が集まっています。
そこで今回は、書斎の種類ごとの特徴とメリットを紹介します。
写真:新築施工事例より「ナチュラルさと住み心地がコラボした平屋」
□書斎の持つ特徴を紹介します!
書斎は、広さによってできることも異なってきます。
もちろん、作業に集中するための部屋が書斎ではありますが、
書斎以外の用途にも転用できます。
1畳の書斎の場合、パソコンやプリンターなどの最低限のみの設備で十分です。
2畳の場合は本棚や収納も作れ、
3畳あればデスクの広さを確保したり、
多くのものを収納したりできます。
6畳以上の書斎を作れば、作業する以外にも
多目的スペースとして活用できます。
また、最近の流れとして、リビングの一角に
ワークスペースを設けるのも人気を集めており、
仕切りや収納の配置を工夫することで書斎として活用できます。
余ったスペースを活用する他、子供やペットを見ながら作業できます。
□書斎はどんなスペースに作れるの?
書斎の間取りは、個室タイプ、オープンタイプ、セミクローズタイプの
3種類に分けられ、さまざまなスペースに合わせられます。
*個室タイプについて
個室タイプはその名の通り、一般的な部屋と同じタイプの書斎です。
完全に扉で仕切っているため、生活音が入ってこなくて仕事や作業に集中できます。
個室タイプの書斎は生活環境と切り離されているため
オンオフの切り替えがしやすく、セキュリティの管理もしやすいです。
*オープンタイプについて
オープンタイプの書斎はリビングや共有スペースの一角に設置する書斎であり、
家族の気配を感じながら作業できるため、子供やペットがいる方におすすめです。
カウンターや家具を設置することで簡単に書斎を作れる上、
仕切りの設置で半個室の書斎にも変えられるため、ライフスタイルや
家族構成の変化にも適応できます。
オープンタイプの書斎の例として、リビングや主寝室の隅にデスクや棚、
カウンターを設置したり、階段下や1階と2階の間のスキップフロアに
デスクを置いたりして活用できます。
*セミクローズタイプについて
セミクローズタイプの書斎は、壁で仕切られているけど
扉は設けていないタイプです。
空間が完全に切り取られていないため、個室タイプの集中できる環境と
オープンタイプの家族の気配を感じられる2つの良い点を兼ね合わせています。
セミクローズタイプの書斎の例としてキッチンの横に
書斎を設けたものがあり、書斎の役割と、
食器や食品を保存するパントリーの役割を持たせられます。
キッチン側に設置することで、調理の間に作業がしやすくなります。
また、書斎は1畳からでも設置でき、特にオープンタイプの
書斎の場合、デスクと椅子だけで簡単に作れます。
□注文住宅で書斎を作るメリットは何がある?
家に書斎を作るかどうかは人によって変わりますが、書斎を作るメリットを5つ紹介します。
1.大人な空間を演出できる
多くの方が書斎に対して堅いイメージを持ちますが、
インターネットやSNSの発達で、おしゃれな書斎を作る方が増えてきています。
そもそも、書斎を持つ目的が変わってきており、
仕事をする場所から落ち着ける場所に変化しています。
2.生産性を上げられる
書斎は、一人でないと集中できない人にも、周りに
誰かいないと集中できない人にも対応しています。
一人でないと集中できない人は、個室タイプの書斎を作ることで、
テレビやベッドの誘惑を断ち切り、生産性を上げられます。
また、誰かいないと集中できない人は、オープンタイプや
セミクローズタイプの書斎が適しています。
3.一人の空間が確保できる
書斎は作業する場であると同時に、一人になれる場所です。
もちろん、一人になることを家族に共有しておいて、
一人になる時間を決めておくことをおすすめします。
また、家族の関わり方や性格によっても個室タイプや
オープンタイプの書斎を使い分けられます。
4.書類を整理できる
仕事関連の書類や個人情報に関する重要な書類は、
紛失を防ぐためにまとめて整理しておく方が多いです。
書斎で書類管理することで紛失を防げる上、人の目からも守れます。
5.家族全員の空間になる
書斎を使うのは父親だけとは限りません。
共働きが増えている現在、母親も仕事部屋として使えますし、
リモート会議の際に役立ちます。
また、子供が勉強する際にも活用でき、
家族全員で使える空間になります。
□まとめ
今回は、書斎の特徴とスペースにあわせた活かし方、
書斎の持つメリットを紹介しました。
書斎は作業に集中するための部屋ですが、広さによって
書斎以外の使い道があることがわかりました。
また、書斎には個室タイプ、オープンタイプ、
セミクローズタイプがあるため、使用する環境にあわせて作ってみてください。
当社では、ウォークインクローゼットを兼ねるような書斎など、
今回紹介した書斎以外にもさまざまなアイディアを提供できます。
不明な点がある方や、館山市や南房総市で依頼がある方は気軽にご相談ください。