こんにちは！！早川建設の早川祐介です。
本日はホームインスペクション（住宅検査）に立ち会って参りました。
インスペクションとは、戸建住宅の劣化状況、設備機器の状態、建物性能を検査・報告するサービスです。
報告の内容がお客様に配慮してしまったり、工務店に寄り過ぎた内容にならないように、基本的には第三者機関へお願いすることが私はお勧めです。
大規模なリノベーションをお考えのお客様でしたので、ご提案させて頂き、ご賛同頂きました。
南房総、館山、鴨川エリアではまだまだ馴染みのない言葉かもしれませんが、これから工事をお考えの方は是非ご検討項目の一つに加えて頂けますと幸いです。
インスペクションによって得られた報告をもとに、断熱材を充填し暖かい家にしたり、設備機器を取り替えたり、防腐剤等で腐蝕箇所の劣化を止めたり、補助金に対応する工事をしたり使い方は無限大です。
しかし、このインスペクションですが、目的を明確に持ってやらないと、お金の無駄になってしまいます。
検査項目やお家の広さ、設備の数にもよりますが、6万円～になっております。
今回のように自宅のリノベーション予定でしたら良いですが、中古住宅をご検討の方は、検討中の建物一棟、一棟、実施するわけにもいきません。
売主さんがやってくれれば良いのですが、今までやってこなかったので、急に売るためにはインスペクションが必要とも言い切れません。
しかし、確実に言えることは、検査後はどこを直していけば良いか明確になるので、家にとってはとても良いことだと思います。
いいキッチンに変えたけど、躯体がシロアリに喰われていたら、、、
いいお風呂に変えたけど、家自体歪んでいたら、、、
これとは別に耐震診断もありますが、2つ実施すると経済的に負担が大きくなりますので、目的を明確にし、どちらか一つ選択できれば良いかと思います。
以下の大項目を元に170項目の検査を致します。
■建物性能の検査
・耐震性・断熱性・遮音性・防犯性
・耐火性
・省エネ性・節水性・採光性
・バリアフリー性
・メンテナンス性（配管・配線・点検口の有無）
快適な住まいの目安である建物の性能（耐震性、断熱性、防犯性、バリアフリー性など）について検査します。
住宅診断おすすめプラン（戸建住宅）では、上記検査に加え耐火性、メンテナンス性、省エネ性などについても検査します。
※耐震性については建築書類（図面など）による検査となります。
■設備機器の検査
・キッチン
・洗面
・換気設備
・インターフォン
・浴室（給湯器含む）
・トイレ
・火災報知器
・エアコン・床暖房
