2022年12月16日
コラム
ウォークインクローゼットは衣類の収納に役立ちますが、
ファッションに興味がある方にとってはお気に入りのアイテムを眺められる場所にもなります。
理想のウォークインクローゼットがある暮らしを実現するために、
この記事で間取りの例やウォークインクローゼットを計画するポイントをご紹介します。
ウォークインクローゼットは薄暗く湿気がたまりやすいように思われがちですが、
開閉できる窓を設けることで風通しの良いウォークインクローゼットを実現可能です。
窓を設けることで太陽光が差し込むため、明るく清潔感が得られることも嬉しいポイントです。
広さに余裕があるため、すでに洋服タンスをお持ちの場合でも丸ごと収納できます。
洋服やアクセサリーを収納しても余裕がある場合は、
使用頻度が限られる季節家電を収納することもおすすめです。
主寝室ともう一つの寝室からウォークインクローゼットにアクセスできるようにした間取りです。
中にアイロン台を収納しておけば、そのままクローゼットに衣服を収納できます。
洋服タンスを余分に設置する必要もなく、洋服の管理が楽にできることが魅力です。
1階の洗面所近くにウォークインクローゼットを設置し、身支度がしやすい間取りです。
ウォークインクローゼットで着替えを済ませれば、
そのまま洗面所で身支度できるので時間も短縮できます。
忙しい朝の時間に効率良く動けるでしょう。
ウォークインクローゼットを計画する際は、設置場所、レイアウト、扉のタイプを意識しましょう。
ウォークインクローゼットの主な設置場所は、
主寝室に直結する場所、洗面室に直結する場所、主寝室・洋室に直結する場所があります。
主寝室に直結した場所に設置すると、朝起きてすぐに着替えられるというメリットが得られます。
一方で洗面所に直結した場所は帰宅後にすぐ着替えられますし、
朝の準備も着替えた後にすぐ洗面所で身支度ができるという魅力があります。
ご家族のライフスタイルに合わせて設置場所を選ぶようにしましょう。
レイアウトの種類には、I型、II型、コの字型、L型の4種類があります。
I型はハンガーパイプや棚が一列のタイプで、
II型は収納スペースが通路を挟んで2列あるタイプです。
収納力はI型の2倍になりますので、収納はたくさん欲しいが
シンプルな作りが良いという方にはII型をおすすめします。
また、コの字型は出入口を除いた3壁面に収納スペースを設けたタイプで、
L型はI型の奥の壁面にも収納スペースを設けたタイプです。
コの字型は広さも必要ですがその分高い収納力が魅力で、
L型はスペースに余裕はないがある程度の収納力が欲しいという方に向いています。
扉のタイプには、片開きドア、引き戸、折れ戸があります。
片開きドアはウォークインクローゼット内のスペースを有効活用できますが、
ドアの可動範囲に家具を置くとドアが開けにくくなるので気をつけましょう。
また、引き戸は隣接するスペースに影響は与えませんが、
ウォークインクローゼット内に引き戸の引き込みスペースが必要になります。
最後に折れ戸ですが、出入り口の幅が狭くなってしまうというデメリットはあるものの、
扉の開閉時に扉が家具に当たりにくいというメリットがあります。
扉の種類によってメリットやデメリットが異なるため、設置の際はよく検討しましょう。
ウォークインクローゼットの最大のメリットは、収納量が増えることです。
散らかってしまいがちな衣類を綺麗に収納できるのはもちろん、
季節家電やバスタオルなども収納できる魅力的なスペースです。
収納をウォークインクローゼットのみにしておくことで、
どこにしまったかわからなくなるということも防げますし、
部屋を綺麗に保つ効果もあります。
また、鏡を設ければ、全身のコーディネートを
ウォークインクローゼット内で確認できるので便利です。
洋服を収納するための家具を買う必要がないことも嬉しいポイントです。
ウォークインクローゼットは収納力もアップし、
部屋を綺麗に見せることができる収納です。
また、間取りも寝室に近いと着替えに便利ですし、
洗面所に近いと帰宅後の着替えが楽にできることも嬉しいポイントです。
ウォークインクローゼットの設置を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。