2021年12月19日
コラム
両親との二世帯住宅を検討している方は多いでしょう。
しかし、間取りやポイントなどがわからないという方もいらっしゃいますよね。
そこでこの記事では、注文住宅で二世帯住宅を考えている方に向けて、
間取りやポイントについて解説します。
ぜひ参考にしてください。
まずは、二世帯住宅の3種類の間取りを紹介します。
1つ目が、完全同居型です。
生活していく上で欠かせない玄関やリビング、キッチン、
浴室などは全て1つずつで共有となります。親世帯と子世帯が日常的に交流できるので、
一緒に暮らしているという感覚を持ちやすいという特徴があります。
2つ目が、部分共有型です。
玄関のような一部の設備は共有して利用しますが、リビングやキッチン、
浴室などは別々に設けます。同じ建物の中で1階は親世帯、2階は子世帯のような分け方をすると、
一緒に生活しながらプライバシーをある程度守れます。
3つ目が、完全分離型です。
親世帯と子世帯の生活空間を完全に分けて、全く別の世帯として暮らせる間取りです。
リビング、キッチン、浴室だけでなく、玄関まで全て2つずつ設置します。
完全にプライベートな空間を守りたいが、
いざという時は近くですぐに助け合えるようにしたいという方に向いています。
続いて、二世帯住宅にするなら知っておきたいことを紹介します。
1つ目が、費用負担は登記や相続を意識して決めるということです。
二世帯住宅では、建築費用の負担割合を親世帯と子世帯で話し合いますよね。
その際に、相続や登記を意識してその負担割合を検討してください。
もしも、建築費は折半であるにもかかわらず、
子世帯の名義のみで登記すると、親世帯から子世帯への贈与とみなされてしまいます。
その場合、贈与税を支払う必要が出てきてしまうので注意しましょう。
2つ目が、二世帯住宅の建築にお得な税制を知るということです。
家を建てるとさまざまな税金がかかります。
二世帯住宅では、家の要件や建築の時期次第で軽減措置や優遇措置があります。
例えば、条件を満たした建築構造の家の場合、不動産の取得税と固定資産税が軽減されます。
ただし、これらの優遇措置を受けるための手続きは複雑なので、
受けたい方は自治体などに相談しましょう。
3つ目が、ランニングコストの負担を決めておくということです。
二世帯住宅で特にしっかりと決めておきたいのが、
水道代や電気代、通信費などのランニングコストです。
お互いの使用分がわからないので曖昧になりがちですが、
思いがけないトラブルになる可能性があるので注意しましょう。
この記事では、二世帯住宅の間取りやポイントについて解説しました。
二世帯住宅は、いざという時に助け合えるので人気の間取りです。
お互いがストレスを感じない距離感で生活するために、
ポイントを押さえた間取りを意識しましょう。
館山市で注文住宅をご検討中でしたら、ぜひ当社にお任せください。
同居が成功したポイントは、オーナーご夫婦の旦那様が取りまとめ役となって、
親世帯、子世帯のライフスタイルや考え方の違いを徹底的に洗い出し、
コミュニケーションを取りながら家づくりの問題点を解消して行ったこと。
当社ではオーナー様からアドバイスをいただける機会も設けています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。