2021年9月14日
コラム
「自然災害に備える注文住宅にしたい」
日本は自然災害が多いため、注文住宅をつくる時は特に注意したいですよね。この記事では、災害に備えることの重要性と、自然災害に耐えられる家を作るためのポイントについて解説します。
日本では毎年、甚大な自然災害が発生しています。
2011年の3月に発生した東日本大震災や2019年の9月に発生した台風15号では、多くの方が被害を受けました。このような自然災害を受けると、住宅の損壊や浸水の他にも、停電や給排水の停止が起こってしまい強烈なダメージを受けます。そのため、注文住宅を検討している方は、自然災害による被害をできるだけ抑えるために対策をとることが大切です。
窓や屋根の耐久性を高めることで、より強い家づくりをしましょう。
台風が発生すると強烈な風が吹くため、主に風対策が必要です。窓でできる対策として、飛散防止の効果があるガラスを採用することなどが挙げられます。それに加え、格子やシャッターを設置することでより安全性を高めることができます。特に風を受けやすい大きな窓がある住宅には、台風で飛んでくるものの対策としてシャッターをつけることを推奨します。
屋根に関しては、強風でも剥がれない耐風性もあるものにしましょう。
屋根を選ぶ際には、劣化しにくいか、長く性能を保てるか、紫外線で色あせないか、に注意すると良いでしょう。
地震が発生すると二次被害として火災が発生する可能性があります。
そのため、注文住宅をお考えの方は耐震性だけでなく耐火性にも注意しましょう。
まず、震度7の強い揺れにも耐えられる耐震設備にすることをおすすめします。
地震による衝撃を吸収することで、被害を最小限に食い止め、住宅の変形を防げます。
耐震等級3の家の構造。耐力壁をバランス良く配置することで地震に強い構造に。
天井に配置された耐震金物。耐震等級3の家として認定されるための構造計算も施されています。
また、火災に対応するためには、外壁に耐火性を施しましょう。
外壁材としては、サイディング、タイル、ALC(エーエルシー、オートクレーブ養生した軽量気泡コンクリート)などがおすすめです。外壁の下にある外壁下地材には、横方向からの力を分散し、壁の強度を上げる役割があります。外壁下地材には火災時の延焼を防ぐ効果もあるため、外壁だけではなく外壁下地材もしっかり考えて選びましょう。
MonoHousing早川建設で採用するスーパーウォール。
スーパーウォール:災害への備え(LIXIL)
https://www.lixil.co.jp/lineup/construction_method/sw/feature/03/
スーパーウォールについてはこちらも併せてご覧ください。
今回は災害に備えることの重要性と自然災害に耐えられる家を作るためのポイントについて解説しました。自然災害が多い日本では耐久性の高い注文住宅を建てることをおすすめします。また、鴨川市に注文住宅をお考えの方は当社をご検討ください。
館山市新築、平屋構造見学会開催!今回のお家の見どころのひとつは、災害からの復旧に優れていること。耐震等級3+制震、太陽光発電システム&蓄電池、ガス&電気の併用で万が一の災害に備えます。台風や地震など、自然災害に備える家をご検討中の方は必見です!
耐震等級3の説明とメリットをご紹介しています。こちらの記事もぜひ併せてご覧ください。