2021年8月14日
コラム
「注文住宅の間取りはどのような基準で考えれば良いのか」
「間取りを決める際のポイントについてくわしく知りたい」
南房総市にお住まいの方で、このようにお考えの方はいませんか。そんな方に向けて今回は、間取りを考える際のポイントと注意点をご紹介します。
ポイントは、大きく3つあります。
1つ目は、家族の希望や優先順位・生活動線を考えることです。
住宅づくりを進める上で、家族の要望を住宅に取り入れたいという方も多いでしょう。しかし、家族間の意見が一致しなかったり、全ての要望を実現できなかったりすることが多々あります。理想の住宅について話し合う際には、どの項目を優先的に実現させるかを決めておくことをおすすめします。そうすることで、スムーズな住宅づくりを進められます。加えて、誰もが快適な生活を送れる生活動線を確保しておくことを意識しましょう。
2つ目は、土地の形状や方角・周辺の環境です。
住宅づくりを進める上で、土地が面している道路のタイプや、土地の方角といった情報を把握することが大切です。快適で安心できる間取りを実現するためには、住宅を建てる土地の状態、周辺の環境に合った間取りを検討することが欠かせません。事前に建設候補地に足を運び、周辺の様子を実際に目で見て確認しておきましょう。
3つ目は、土地全体と住居のゾーニングです。
ゾーニングとは、間取りを用途や機能ごとに分類して決めることを指します。これは、大きく2つに分けられます。1つは、その土地全体のゾーニングです。土地の中でどの部分に建物を配置するのか、どの部分を庭や駐車場にするのかなどを決めます。もう1つは、住居部分のゾーニングです。建物内での人の動きなどを考慮し、各部屋の位置を決めていきます。ゾーニングを行うことで、理想の間取りの実現に1歩近づけるでしょう。
間取りを決める際の注意点は、3つあります。
1つ目は、採光や風通しです。
快適な生活を実現するためには、太陽の光と自然の風を住宅に取り込むことが大切です。太陽の光がよく射し込む場所に、家族が集まるリビングなどを配置しましょう。加えて、窓を北と南、東と西というように対面に設けることで、部屋全体の通風も確保しましょう。
写真:新築施工事例「三世代が暮らす、いつも明るい大きな家」より
2つ目は、生活動線や将来的な家族構成です。
住宅の間取りは、現在だけを考えるのではなく、将来のことも考慮に入れて、長い間生活しやすい空間をつくることが大切です。10年後、20年後を見据えた住宅づくりを進めましょう。
写真:MonoHousing早川建設モデルハウス「TRETTIO GRAD」より
3つ目は、家具・家電の配置を考慮することです。
間取りを決める時には、家具や家電をどこに配置するのかということをイメージしましょう。そうすることで、非常にスムーズに住宅づくりが進むでしょう。
今回は、間取りを考える際のポイントと注意点をご紹介しました。本記事を参考に、間取りの考え方について把握していただけましたら幸いです。注文住宅に関してお悩みの方は、ぜひ当社にお問い合わせください。
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