2021年3月29日
コラム
「二世帯住宅を建てたいけれど、どのような間取りにするべきなのかわからない」このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。そこで今回は二世帯住宅をお考えの方に間取りのポイントを紹介します。注文住宅を建てる際の参考にしてみてください。
二世帯住宅と聞くと皆さんはどのようなものを思い浮かべますか。二世帯住宅には様々なタイプがあるので、家族に合ったタイプを選びましょう。ここでは、3つのタイプを紹介します。
このタイプはコミュニケーションがとりやすく、必然的に接点が多くなるタイプです。浴室やキッチンなどの高い費用がかかる水回りを共用にすることでコストの削減にも繋がりますね。しかし、プライバシーを大事にしたい場合はあまりおすすめしません。浴室やキッチンは使い方にこだわりがある方も多いのでトラブルに発展しやすい面もありますね。
玄関のみが共用の場合、プライバシーを守りながらも簡単に行き来できることがメリットですね。また、宅配便が届いた時も対応できる可能性が高くなります。注意していただきたい点としては、1階と2階で世帯を分ける場合は2階からの物音が気にならないかどうかです。
これは玄関も室内もすべて完全に分けるタイプです。このタイプなら、プライバシーを確保できるので気を遣わずに生活できますね。将来、片方を誰かに貸すことも考えてこのタイプにする方も多いです。ただ、どうしてもコストは高くなってしまうことがデメリットでしょう。
二世帯住宅を建てる際は悩みが出てくることも多いですよね。
ここでは、3つの悩みと対策を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
まず、部屋が狭いことに悩んでいる方は多いですよね。その場合は、屋根裏や階段下のスペースを活用して収納を作るなど、動線を意識した間取りにすることがおすすめです。
また、ライフスタイルが合わない場合は先程紹介した完全分離タイプにすることがおすすめです。段差や手すりなど、必要な設備も変わってくるのでしっかりと新しい暮らしをイメージすることが大切です。
好みのデザインが違うことに関しては、不満が出ないように複合デザインを取り入れてみてはいかがでしょうか。
この記事では、二世帯住宅をお考えの方に向けて間取りのポイントを紹介しました。ライフスタイルが合わない場合や好みのデザインが違う場合でも対策をしておくと安心ですよね。当社はお客様のお悩みに合わせた住宅をご提案しますので、お気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフがご質問にお答えします。
二世帯住宅と言っても、様々なかたちがあることがお分かりいただけたと思います。そこで、ご紹介したいのがこちらの事例。親世帯、子世帯の同居で三世代が暮らすお家となっています。同居が成功したポイントは、オーナーご夫婦の旦那様が取りまとめ役となって、親世帯、子世帯のライフスタイルや考え方の違いを徹底的に洗い出しコミュニケーションを取って、家づくりの問題点を解消して行ったこと。当社ではオーナー様からアドバイスをいただける機会も設けています。ぜひ参考にしてみてくださいね。