2026年2月23日

コラム

洗面台のコンセントはなぜ足りない?計画と対策で後悔しない方法とは

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毎日の身支度で活躍するドライヤーや電動歯ブラシ、ヘアアイロンなど、洗面台周りで使用する家電は年々増加傾向にあります。
それに伴い、「コンセントが足りない」「もっと設置しておけばよかった」といった後悔の声も少なくありません。
快適で機能的な洗面空間を実現するためには、家づくりの段階からコンセントの数や配置について、しっかりと計画を立てることが重要です。

洗面台のコンセントはなぜ足りない

家電の増加と進化が原因

洗面台周りで使われる家電は、ドライヤーや電動歯ブラシといった定番のものに加え、近年では美顔器、電気シェーバー、ヘアアイロン、脱毛器、さらには空気清浄機や除湿機など、その種類が多様化しています。
また、充電式の機器も多く、常に充電ステーションを設置するためにコンセントを挿しっぱなしにするケースも増えています。
こうした家電の進化や用途の広がりが、以前の想定よりも多くのコンセントを必要とする理由となっています。

ライフスタイル変化で必要数変動

コンセントの必要数は、ご家族の構成やライフスタイルによって大きく異なります。
例えば、独身の方と複数人家族では、必然的に使用する家電の数や種類が変わってきます。
お子様の成長や、ご夫婦それぞれの美容への関心の高まり、あるいは将来的に介護用機器や健康家電が必要になる可能性なども考慮すると、現在の生活だけでなく、将来の家族の姿を想像しながら必要数を検討することが大切です。
ライフステージの変化は、家電の使用状況にも影響を与えます。

洗面台でコンセントが足りない場合の計画

必要な数と配置を具体的に決める

コンセント計画を成功させるためには、まず現在使用している家電、そして今後必要になりそうな家電を具体的にリストアップし、それぞれをどこで、どのように使うかをシミュレーションすることが重要です。
例えば、ドライヤーを頻繁に使う場所には、コードが垂れ下がりにくく使いやすい位置に設置したいものです。
また、電動歯ブラシなどの充電器を置く場所も考慮し、生活動線を妨げない配置を検討しましょう。

収納や高さを考慮する

コンセントは、その設置場所の高さや、収納との兼ね合いも考慮して計画すると、より使い勝手が向上します。
例えば、鏡の裏の収納スペースや洗面台下の引き出しの中にコンセントを設ければ、充電器やコード類を隠して生活感を抑え、空間をすっきりと保てます。
また、水はねから機器を守る効果も期待できます。
設置する高さについても、使う家電の種類に応じて、使いやすい位置を検討することが大切です。
小さなお子様がいるご家庭では、安全面を考慮して、手の届きにくい高めに設置するケースもあります。

将来の増設余地を確保する

家電は日々進化し、新しい製品が登場しています。
そのため、現在の必要数だけでなく、将来的な家電の進化や家族構成の変化にも柔軟に対応できるよう、余裕を持った計画を立てておくことが、後悔を防ぐための鍵となります。
具体的には、現時点で必要と思われる口数に加えて、予備として数口のコンセントを確保しておくことも有効です。
さらに、将来的にコンセントを増設する可能性がある場合には、壁の内部に配管スペース(CD管など)を設けておくと、後々の工事が比較的容易になります。

コンセントが足りない時に試す対策

使う家電を想定し業者に伝える

コンセント計画は、家づくりの専門家である施工業者としっかり連携することが不可欠です。
「お任せします」ではなく、ご自身が使用する予定の家電の種類や数、それらを同時に使用する頻度、希望するコンセントの位置や高さなどを具体的に伝えることが大切です。
図面にコンセントのマークを入れながら、実際の生活シーンを想定して業者と細かく打ち合わせることで、より満足度の高い仕上がりにつながります。

延長コード使用のリスクを知る

コンセントが足りない場合に安易に延長コードに頼ると、いくつかのリスクが伴います。
洗面台は水回りであるため、水はねによる感電や火災の危険性が高まります。
また、ドライヤーやヘアアイロンのように消費電力の高い家電を延長コードで使用すると、容量オーバーによる発熱やショートを引き起こす可能性もあります。
さらに、コンセント周りのコードが乱雑になり、つまずきの原因となることも考えられます。
延長コードはあくまで一時的な対策とし、根本的な解決は計画段階での設置が望まれます。

試行錯誤で解決策を見つける

コンセントの配置や数について、計画段階で想定外の事態が発生したり、後から「やはり足りない」と感じたりする場合もあるかもしれません。
そのような時には、一度立ち止まって、どのようにすればより快適に使えるかを考えることが大切です。
例えば、充電器を都度抜いて使用する、使用頻度の低い家電は別の部屋で使うといった工夫も考えられます。
専門業者に相談し、状況に応じた解決策を模索する姿勢が、より良い住まいづくりにつながります。

まとめ

洗面台のコンセント不足は、家電の増加やライフスタイルの変化によって起こりがちです。
後々後悔しないためには、家づくりの早い段階で、使用する家電や家族構成、将来的な変化を見越した計画を立てることが何よりも重要です。
必要な数だけでなく、使い勝手を左右する配置や高さ、収納との連携、そして将来的な増設の可能性まで考慮し、専門業者と密にコミュニケーションを取りながら進めましょう。
事前の丁寧なシミュレーションと、少しの工夫が、長く快適に使える洗面空間の実現につながります。