2025年2月5日
オーナー様専用
オーナーズクラブの皆さん、こんにちは。
monoHousing早川建設の小滝です。
2025もあっという間に1月が終わりますね。
今年はどんな一年になるのでしょうか。
ところで私は、どこに行くにも大きなリュックを背負っていて、よく「その中には何が入っているんですか?山登りでもするんですか?」と聞かれます。
私にとっては必需品のものばかりが入っているのですが、今日はその中でも特に自慢の?防災ポーチを大公開します。
私の防災ポーチは赤の布製です。
見た目お弁当でも入っているみたいですが、手作りで、バンダナを緩く縫ってあります。
糸をほどくと一枚の布として使用でき、例えば骨折した人の腕を吊ったり、何かを縛ったり、包んだり、いざというときにいろいろなことに使えるようです。
防災ポーチの中身はこのような感じです。
ざっとリストにしますと
・簡易トイレ
・ゴム手袋
・ビニール袋
・キャンディ3こ(賞味期限6年)
・現金(お札、小銭)
・メモ帳
・ボールペン、マジック
・マスク
・アルミブランケット
・裁縫道具
・ホイッスル
・携帯ライト
・消毒、ばんそうこう
・濡れティッシュ
・手書きの連絡先リスト
となります。
上記とは別に、スマホ用充電器・ケーブルはリュックのポケットに常に携帯しています。
私が防災ポーチに興味を持ったのは、2年ほど前、はやけんオーナーのK様が紹介してくれたことに始まります。
警視庁がX(当時のツィッター)に投稿し、話題になったとのことで教えてくれました。
当時の投稿の内容はこちらです。防災ポーチではなく防災ボトルです。
https://x.com/MPD_bousai/status/1513293668517814278?mx=2
100均で買えるもので揃えられるとのことで、「すごい!私も作ってみたい!」と興味を持ったのですが、しばらく忘れてしまっていました。
そして昨年、地元の宮崎県に震度5の地震があり、いよいよ南海トラフか!?という緊迫した時期、ふと防災ボトルの話を思い出したんです。
これはいよいよ私も作らねば!と、がぜんやる気が出てきて、さっそく取りかかることにしました。
最初は100均に行って、警視庁の投稿を参考に、手当たりしだいに買ってきたのですが、いざ作ってみると気になることがいろいろと出てきました。
まず、入れ物のボトル。
これは防水性能も高いし、中身を出せば、水分補給の容器として使えるのでよいアイデアですよね!
しかし、実際に中身を入れてみると、筒状になっているので中にたくさん入らず、ぎゅうぎゅうに入れたら取り出しづらい・・・。
緊急時に焦るのも嫌だなあと思っていたところ、たまたま建築士会の女性委員会メンバーから、「これに入れたらいいよ」とバンダナで作ったお手製ポーチをいただきました。
防災関係のセミナーに参加した際、私の分まで作ってくれたのだそうです(嬉)
色も目立つし、これはいいかもと思い、入れ物はお手製ポーチに決定しました。
布製ポーチは防水性がないので、中身は全て個別にジプロックに入れることにしました。
あとは中身。
ポーチはゆとりがあるのでいくらでも入れられるのですが、あれもこれもと入れていたらどんどん重くなり・・・これでは日常生活に支障が出てしまう!
そこで、地震の体験談などをネットで見て、優先度の高いもの、重くないもの、を基準に厳選していくことにしました。
また、その際想定したシチュエーションは、「たまたま都会に出かけていたとき」です。
館山で会社や自宅にいるときと、都会で1人でいるときでは、必要なものが全く違うなと思いました。
そこで自宅用としては、ライフラインが止まったことを考えて、飲み物や食べ物の備蓄を優先的に行いました。これはこれでよしと。
私が本当に怖いのは、たまたま東京で電車に乗っていたときに地震が起きること。
土地勘のない場所で1人で地震に遭遇したとき、必要になりそうなものって何だろうの観点から、頭の中を整理していくと・・・
①外で一晩過ごすために必要なもの
②ケガした場合の対策
③家族に連絡をとるための手段
この3つに絞られました。
そしてさらに具体的に必要なものを整理し、優先度の高いもの、重くないものの基準にそって選定し、今の防災ポーチが完成しました。
なんだかんだで構想から完成まで半年近くかかってしまいました。
物によっては品切れや入荷待ちで、防災グッズの人気の高さを実感しました。
完成した防災ポーチ、今では常に、どこに行くにも必ず持ち歩いています。
備えあれば憂いなし。
いざというときに役にたつといいですが、本当は、使わずに済むことが一番ですね。
皆さんも「我が家はこんな防災対策してますよ~」など、防災に取り組まれていることがあればぜひ、教えてください。