「注文住宅を検討してるけど、窓の選び方や種類について知りたい」
注文住宅をご検討中の方は、窓についてこのように悩むことが多いですよね。この記事では窓に使われるガラスの種類と窓の選び方について解説します。

 

□窓に使われるガラスの種類とは

*フロートガラス

最初に紹介するガラスは、最もポピュラーな「フロートガラス」です。透明なガラスで、コストも低く抑えられます。

 

*フロントガラス、型板ガラス

外部からの視線を遮りたいとお考えの方は、「フロントガラス」や「型板ガラス」がおすすめです。フロストガラスとはスリ加工した曇りガラスのことを言い、外から室内の様子が見づらくなる特徴があります。また、型板ガラスはガラスの片面に型模様がついています。片面に模様がつくことにより室内の様子が見えにくくなりますが、採光はキープできます。

 

 

*網入りガラス

防災対策をしたい方には、「網入りガラス」がおすすめです。このガラスの中には網状の金属が入っているため、炎の侵入や、火が燃え広がることを防ぎます。

 

 

*合わせガラス、真空ガラス、高断熱複層ガラス

注文住宅の断熱性を高めたいとお考えの方には、「合わせガラス」、「真空ガラス」、「高断熱複層ガラス」がおすすめです。これらのガラスは断熱性に優れているため、暖房の熱を外に逃がしにくく、暖かい空間を維持できます。

 


南側の大きな掃き出し窓に採用された、遮熱と高い断熱性能を兼ね備えたLow-e複層ガラス。

 


出典:ガラス選びのポイント(LIXIL)より

 

*防犯ガラス、強化ガラス

防犯への意識が高い方には「防犯ガラス」や「強化ガラス」を推奨します。これらのガラスは一般的な窓と比較すると物理的な負荷に対する抵抗力に優れているため、泥棒の侵入を防ぎやすいという効果があります。

 

□窓の選び方とは

主な窓の役割としては、部屋の換気をして風通しをよくすることや、光を取り入れて部屋を明るくすることなどがあります。部屋の風通しをよくするポイントとしては、1つの部屋に複数の窓を設置することです。少し離れた場所に複数の窓を設置することで開放感が出るだけではなく、風が通りやすくなります。

 

また、窓を利用した光の採り入れ方のポイントは、朝日を感じられるように朝日が昇る東側に窓を設置することです。他にも、昼間に過ごす部屋を長時間明るくするために南側の窓を大きくするのも良いでしょう。南側の開口部には断熱性や遮熱性に優れた複層ガラスを使用することもおすすめです。夏の日ざしを遮り、冷房・暖房の効率をアップすることができるでしょう。また、夏場の西日の差し込みによって部屋の温度上昇を防ぐため、西側の窓はあまり大きくしないといったポイントがあります。


出典:地域や方角に合わせたガラス選び(LIXIL)

 

□まとめ

今回は窓に使われるガラスの種類と窓の選び方を紹介しました。日々の生活スタイルや注文住宅に対する考えに適した窓を選びましょう。南房総市に注文住宅をご検討の方は、ぜひ当社をご検討ください。

 

□おすすめイベント

注文住宅で断熱性を重視される方におすすめのイベントです。十分な明るさを採り入れながら、家の断熱性を損なうことのない窓選びをする家づくりをご覧いただけます。

 

□おすすめ記事

館山市に2021年5月に完成した平屋のお家をご紹介しています。こちらのお家では高断熱住宅を基本とし、窓ガラスに遮熱の性能を最大限に活かしました。分かりやすい記事となっておりますので、窓選びにお悩みの方はぜひご覧ください!