2021年9月2日
コラム
「カビ・結露の発生しない家を作りたい」
鴨川市に注文住宅をご検討中の方で、このようにお思いの方はいらっしゃいませんか?カビ・結露が発生すると様々な問題が生じてしまいますよね。今回は結露の危険性や、注文住宅でカビや結露を防ぐ方法についてご紹介します。
寒い冬などに、窓に水滴が付着しているのを見たことがある方は多いでしょう。
実は、結露はそのままにしておくと危険なものになってしまう場合があります。ここでは、結露の危険性について説明します。まず、結露には2つの種類があります。
1つ目は、内部結露です。
これは壁の内側で起こるもので、冬だけでなく夏にも発生します。室内の温かい空気中に含まれた水蒸気が壁の内部に浸透し、それが外気により冷やされることで発生します。
スーパーウォール:耐久性(LIXIL)
MonoHousing早川建設が採用するスーパーウォール工法での内部結露への対策はこちらをご覧ください。内部結露とはどういう状態かもさらに詳しくご覧いただけます。
この結露は、普段は見えないようなところで発生し、気づかない間に土台や柱を腐らせてしまうので非常に危険です。そうなると建物自体の強度が弱くなり、地震によって倒壊する可能性もあります。
2つ目は、表面結露です。
これは目での確認ができるタイプであり、冬場なら窓ガラスに水滴が付いている現象がこれにあたります。暖かい空気に含まれた水蒸気が壁や窓ガラス、天井など温度の低い部分に付着することで、滴が生まれます。特に温度が下がりやすい部屋の隅や家具の裏側に発生しやすいという特徴があります。
これが起こると、その周辺は常に湿度が高い状態となります。
よく換気が行われないと、湿度の高さがカビやダニを発生させる原因となる場合があるため、注意しましょう。カビは壁紙やカーテンといった内装の見栄えを悪くするだけでなく、健康にも害を与える場合があります。さらに、ダニも喘息やアレルギーを引き起こす原因となることはご存じの方も多いでしょう。
以上で、結露が危険だと気づいていただけたかと思います。
では、そういった危険な結露を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?
対策の1つに、断熱性を上げ、家表面の温度を下げないことが挙げられます。
断熱性を高くすれば、部屋ごとの寒暖差がなくなるため、結露が発生しにくくなります。加えて、高断熱住宅は外の空気を室内に入れにくくし、外気の影響を受けにくくします。これにより、玄関や窓、壁といった開口部において結露の発生を防げるのです。
結露の危険性や、注文住宅でカビや結露を防ぐ方法について解説しました。ここで紹介したように、結露は家だけでなく健康においても危険な存在です。高断熱住宅という選択肢をして、カビ・結露の発生しない家を実現してみませんか。高断熱住宅をご希望の方はぜひ当社までご相談ください。
高断熱住宅にご興味を持たれた方には構造見学会がおすすめです。結露やカビが発生しない高断熱な住宅はどのように作られているのかを、現物を見ながら説明をうけることができます。この機会にぜひご参加ください。
高断熱住宅は断熱性を高めると同時に、気密性(家に隙間の少ない状態)を高めることでその性能をさらに活かすことができます。高気密・高断熱住宅について詳しく知りたいという方には、こちらの記事もおすすめです。