南房総市周辺にお住まいの方の中で、注文住宅の購入をお考えの方はいらっしゃいませんか。注文住宅を建てるなら、自分達にとって暮らしやすい住宅を実現したいですよね。そのためには、何を意識して家づくりをすれば良いのでしょうか。今回は、生活しやすい家にするためのポイントについてお話しします。

 

□高気密・高断熱の家の後悔ポイントをご紹介!

注文住宅での失敗を防ぐためには、すでにお家を建てられた方の後悔ポイントを知ることも重要です。そのような知識をあらかじめ持っておけば、同じ失敗をするリスクを減らせるでしょう。ここからは、高気密・高断熱の家における後悔ポイントについてご紹介します。

 

1つ目のポイントは、一部の暖房器具の使用を控える必要があるということです。
控えた方が良い暖房器具の代表的なものは石油ストーブです。高気密・高断熱の家はその性能を保持するために、機械による計画的な換気を採用する場合がほとんどです。窓の開閉を行わずに室内の空気をクリーンに保てる一方で、石油ストーブを使用した場合は燃焼のために必要な空気中の酸素が減少し、一酸化炭素が発生する危険性があります。そのため、高気密・高断熱の家では、エアコンや床暖房などの使用をおすすめします。安全面についても十分に考慮して暖房器具を選びましょう。

 

 

2つ目のポイントは、内部に結露が発生する可能性があることです。
内部結露とは、室内で暖められた空気が壁のすき間から構造内部に侵入して結露が生じてしまう現象を指します。その結果として、内部の柱や土台を腐らせてしまう原因となる場合があります。この問題を防ぐためには、施工の際に正しい対策を取ることが大切です。構造見学会などに参加して、高気密・高断熱住宅の施工方法をご自身の目で確認したり、性能の数値による説明を受けることをおすすめします。

 


はじめての方へ「機能・性能について」
指標となる数値について解説しています。併せてご覧ください。

 

□高気密・高断熱の家にする際の注意点をご説明!

ここまでは、後悔ポイントについてご紹介しました。
ここからは、注意点についてご説明します。

 

まずは、できるだけ隙間のない家を作るようにしましょう。
隙間が生じると、そこに結露が発生しカビが生える原因になってしまう可能性があります。また、建物が劣化する原因にもなってしまう可能性もあるので注意が必要です。この隙間の大きさは、気密測定を行い数値によって表すことができるので、ひとつの指標となるでしょう。また、できるだけ隙間のない家の性能を発揮させるために、機械による計画的な換気システムを設置することを忘れないようにしてください。

 

こちらの記事では注文住宅で導入することのできる24時間計画換気システム「エコエア90」の解説しています。

工事ブログでは実際の気密測定の様子をご紹介しています。

 

次に、室内の換気を十分にできるシステムを設けるようにしましょう。
例えば、生ごみが発生した際、臭いが強いほど部屋にこもりやすくなってしまいます。そのため、パワーのある換気扇などで消臭対策を十分にしておくことをおすすめします。

 

□まとめ

本記事では、暮らしやすい家にするためのポイントとして、高気密・高断熱の住宅にすることをご紹介しました。また、この住宅にする際は、後悔しないための知識を頭に入れておくことが大切です。当社では、住宅の構造見学会を開催しております。注文住宅に関してお困りの方がいればお気軽に当社までご相談ください。

 

□おすすめイベント

高気密・高断熱の住宅をご検討中の方へ、今回ご紹介したできるだけ隙間を少なくする施工方法や、計画的な換気が行えるシステムをお確かめいただける構造見学会をご紹介いたします。建ててからでは変えることのできない、大事なお家の性能の部分をご覧いただけます。家づくりで後悔しないためにも、この機会にぜひご参加ください✨