注文住宅を建てる際、毎日の食事のシーンで活躍するキッチンの使い勝手は非常に重要です。
キッチンはタイプごとに特徴が異なりますので、
この記事を通して皆様に対面キッチンの特徴を知っていただけたら幸いです。
対面キッチンにすることで生じる悩みを解決する方法についてもご紹介します。
ぜひ最後までお読みください。
□キッチンの種類をご紹介！
ここでご紹介するキッチンは、
壁付けキッチン、アイランドキッチン、ペニンシュラキッチン、
L型キッチン、II型キッチンの5つです。
1. 壁付けキッチン
こちらは比較的リーズナブルに設置できるキッチンで、
スペースを有効活用できるところが魅力です。
ただ、家族とのコミュニケーションが取りにくいというデメリットもあります。
写真：新築施工事例「二人と二匹のわんダフルライフな平屋」より
2. アイランドキッチン
こちらは視線を遮るものがなくオープンなキッチンのため、
家族とのコミュニケーションがとりやすいキッチンです。
デメリットとして広いスペースがないと設置できないことが挙げられます。
3. ペニンシュラキッチン
こちらのキッチンも家族とのコミュニケーションがとりやすくなっています。
アイランドキッチンより間取りの自由度が高いところも魅力です。
そのため、広いスペースを確保することはできないが、アイランドキッチンのように
キッチンからダイニングの様子を見守りたいという方はぜひ選んでみてください。
写真：新築施工事例「秘密基地のような家！ZEHで健康で快適で省エネなガレージハウス」より
4. L型キッチン
こちらは複数人でキッチンに立つ予定の方におすすめです。
角の部分がデッドスペースになりやすいですが、作業効率に優れています。
写真：リフォーム施工事例「キッチン大革命！黒くてシックなお洒落キッチンに大リフォーム」より
5. II型キッチン
こちらは作業スペースも収納スペースも確保しやすいことがメリットとして挙げられます。
ただ、調理中に振り向く手間が必要になることと、
設置に広いスペースが必要になることがデメリットとして存在します。
□対面キッチンのメリットとは？
対面キッチンと言っても種類が多くありますので、
ここではアイランドキッチンとペニンシュラキッチンのメリットをご紹介します。
＊開放感のあるアイランドキッチンのメリット
アイランドキッチンは島のように独立しているため、
キッチンの周りをぐるりと自由に移動することができます。
そのため、食事の準備や片付けがしやすいというメリットがあります。
また、作業スペースも広いため家族でキッチンに立って調理することも可能です。
＊手軽に取り入れられるペニンシュラキッチン
ペニンシュラキッチンは片方の側面が壁に接しているため、
設置の際にアイランドキッチンほどスペースを必要としません。
そのため、間取りに制約がある場合でも設置しやすくなっています。
アイランドキッチンと同様の開放感と必要なスペースのバランスが良いので、
気軽に取り入れやすいキッチンのタイプです。
□対面キッチンのお悩み別対処法をご紹介！
ここで取り上げるお悩みは、「油はねが気になる」、
「目隠しできない」の2つです。
1. 油はねが気になる
オープンキッチンは壁付けキッチンと比べると、
コンロの前に壁がないので油はねしやすくなっています。
コンロの前にガラスパネルを設置するなど、
油はねによる影響を最小限にする対策をしましょう。
2. 目隠しできない
オープンキッチンはダイニングを見渡せますが、
逆にダイニングからキッチンの様子もはっきりとわかります。
来客時には、あまりキッチンの内部を見られたくないという方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は、キッチンの前面に腰壁を設けたり、カウンターキッチンにすることで、
手元だけを隠すことができるでしょう。
写真：北欧デザインモデルハウス「TRETTIO GRAD」より
□まとめ
キッチンの種類は多くありますが、
オープンキッチンは調理中でもダイニングの様子を把握できるので、
小さなお子様がいらっしゃるご家庭にもおすすめです。
オープンキッチンにも種類がありますので、スペースに余裕がある方はアイランドキッチン、
スペースが限られている方はペニンシュラキッチンを選んでみてはいかがでしょうか。
対面キッチンの作り方でお悩みの方は、ぜひ私たちにご相談ください。
