スペースの広さや収納力が魅力のウォークインクローゼット。
機能性は言うまでもありませんが、デザイン性はどうでしょうか。
ウォークインクローゼット内のデザイン性が高ければ、普段使いが楽しくなることでしょう。
そこでおすすめなのが、アクセントクロスを導入することです。
実は、このアクセントクロスはおしゃれさだけでなく、
クローゼット内を快適にする機能も兼ね備えていることがあります。
今回は、このウォークインクローゼットにアクセントクロスを導入する際の選び方をご紹介します。
□ウォークインクローゼットの壁紙の色はどう選ぶ?
もちろん、好きな色を中心に選ぶのも良いですが、
色の持つイメージを軸にして選ぶのもおすすめです。
例えば、クールで冷たい印象を持つ寒色、
あたたかさのある暖色など様々な種類があります。
家全体の雰囲気、クローゼット内や周囲のインテリアなどに
合わせた色を選んでみましょう。
以下で色ごとのイメージを挙げていきます。
・赤色:ポジティブ、元気
・黄色:幸せ、明るい
・ピンク:優しい、可愛い
・青色:クール、落ち着いている
・緑色:自然味がある、リラックスできる
・白色:すっきり、清潔感
・黒色:厚みがある、高級感がある
上記のように、色の持つイメージに合わせてウォークインクローゼット内の
デザインづくりをしてみてはいかがでしょうか。
そこに加えて、柄も合わせてみるとさらにデザイン性が上がるでしょう。
例えば、以下の種類が挙げられます。
・タイル調
・木目調
・ストライプ柄
・ドット柄
・レンガ調
・石目調
・コンクリート風
普段の着替えや身支度で使用するウォークインクローゼットの
見た目を良くしておけば、中に入ったり着替えたりするのが楽しくなりますよ。
もちろん、全面的にデザインを取り入れなくても、クロスの一部分に
導入してみることで、それがアクセントになりデザイン性が上がります。
そして、色や柄を選ぶ際の注意点として、カタログだけでなく
”実際のサンプルを用いて確認する”ことを留意しておきましょう。
特に色は、完成後に思っていた色と異なると感じるケースも多く、
サンプルで確かめておくことをおすすめします。
理由として、照明の明るさや影の関係で実際に見える色合いと
想像していた色合いが異なってしまうことが挙げられます。
これが原因で、施工後に失敗したと感じてしまうこともあるので、
施工前の入念な色合いの確認は怠らずに行いましょう。
□クローゼットには、防カビ・消臭・吸放湿性に優れた機能性壁紙がおすすめ
クローゼットは、においや湿気がたまりやすく、放置するとカビや悪臭の原因になってしまいます。
せっかく洗濯をしキレイに収納しても、こうなってしまっては手間がかかります。
これに対する一時的な対策としては”換気をする”、”濡れた状態で収納しない”の2点が挙げられます。
ずっと同じ空気のままだとカビや悪臭が進行する原因になるので、定期的に換気することで防げます。
また、濡れた衣類を収納するのも避けた方が得策です。
ただ、毎回これらに気を遣うのは疲れますよね。
そこで注目したいのが、”機能性壁紙”です。
様々な機能を持つことが特徴ですが、例えばカビや悪臭、
結露などを防ぎたいのであれば、調湿性能・消臭性能・
換気性能の高いものを選ぶことをおすすめします。
以下でもう少し詳しく解説します。
*抗菌性・防カビ性・通気性・調湿性抜群の機能性壁紙
ウォークインクローゼット内に十分な換気設備を整えることはもちろんですが、
通気性・カビに耐性のある壁紙を導入することで、ウォークインクローゼット内の
良好な環境が保ちやすくなります。
調湿性能があることでクローゼット内の湿度が高い時は吸湿、
湿度が低い際は放湿してくれるので、ちょうど良い湿度を保ってくれます。
しかし、水を吸い込みやすいという特徴があるので、洗面所やキッチンといった
水回りの近くに設置するのは避けた方が得策です。
□アクセントクロスの事例紹介!
ここからは当社で実際に施工したアクセントクロスの事例をいくつかご紹介します。
1. ホワイトのクロスにブルーのクロス
シンプルで清潔感のある白のクロスに、
アクセントとして薄いブルーのクロスを取り入れた事例です。
淡色で統一されているため、全体的に清潔感のある雰囲気に仕上がっています。
派手なデザインが苦手だけど、少しアクセントを入れてみたい方におすすめです。
2. キレイなグレーのクロスとインテリア
アクセントとしてグレーのパンプーラ柄のクロスを
二面に取り入れた事例です。柄物でも落ち着いた色みの
グレーをチョイスすることで、ホワイトのクロスとの
相性もバッチリです。落ち着いた雰囲気の
ウォークインクローゼットとなりました。
写真:新築施工事例より「大人暮らしにちょうどいい!コンパクトでゆとりが生まれる平屋」
□まとめ
ウォークインクローゼット内の壁紙の選び方には、色の持つイメージをヒントに、
どのようにクローゼットを使いたいかをイメージする方法があります。
また、湿気やカビの予防のために、調湿性能・換気性能の高い機能性壁紙を選ぶこともおすすめです。
弊社ではこうした湿気やカビを根本的に防ぐための、高気密・高断熱の家づくりを得意としています。
ウォークインクローゼットを導入しようとお考えの方は、ぜひ当社へご相談くださいね。