みなさんはウォークインクローゼットとウォークスルークローゼットの違いをご存じですか。
新築住宅において、どちらも収納スペースとしておすすめですが、
どのような違いやメリット、デメリットがあるのかをご紹介します。
□ウォークスルークローゼットとウォークインクローゼットの違いとは
まず、ウォークスルークローゼットとは、
出入り口が2か所以上あるため、人が通り抜けられる特徴を持ったクローゼットです。
出る際に別の部屋に抜けられるのは大きなメリットですね。
生活動線の一部に組み込めるので、開放的に利用できます。
それに対してウォークインクローゼットは、出入り口は1か所のみで、
収納に特化しているクローゼットです。
収納特化なので、少し閉鎖的になってしまい、
他の生活動線からは外れてしまいます。
ウォークスルークローゼットは、設置する場所を工夫する必要があります。
上手く生活動線に組み込むことができないと、
かえって邪魔なものになってしまうためです。
＊玄関と洗面所の間
帰宅してすぐに、ウォークスルークローゼットで着替えて、
洗面所で手を洗えるという点を考慮すれば、ここに設置するのがおすすめです。
外で使う道具をここに置くことで、外からの汚れやほこりを持ち込むことが減るでしょう。
＊キッチンと洗面所の間
普段使う部屋着を置いたり、洗面所やキッチンで使う洗剤や用品を置いておくことができ便利です。
キッチンで収納しきれない食料品を置くことで、パントリーとしても使用できます。
□2つのクローゼットのメリットとデメリットは何？
まずはメリットからご紹介します。
ウォークスルークローゼットは生活動線に組み込める特徴から、
間取り全体を効率よくまとめられることが挙げられます。
他にも通り抜けできるため、開放感のあるクローゼットになるのもメリットです。
ウォークインクローゼットの場合は、
収納に特化しているため衣類やアクセサリーが多い方におすすめです。
加えて、中で着替えるスペースを確保することも可能です。
次にデメリットを挙げていきます。
ウォークスルークローゼットの場合、
通り抜けするためにスペースを割いている分、収納スペースが削られます。
生活の利便性を優先するか、収納を優先するかをしっかり考えて決めることをおすすめします。
ウォークインクローゼットの場合、出入り口が1か所であるために閉鎖的空間になりがちです。
加えて、収納スペースを多く取ることになるので、
他の間取りにスペースを割けない可能性があることです。
こちらもしっかりと全体の間取りを考えて決めることをおすすめします。
□まとめ
ウォークスルークローゼット、ウォークインクローゼットの違いと、
それぞれのメリット、デメリットについてご紹介しました。
生活スタイルに合わせて、ぜひ導入してみてください。
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