ウォークインクローゼットは、洋服をたくさんお持ちの方だけでなく、
ご家族の人数が多いご家庭や衣替えをしたくないという方にもおすすめできる優れものです。
しかし、せっかくウォークインクローゼットを設置しても、
うまく活用できないと設置した意味がありません。
本記事では、ウォークインクローゼットを最大限活用するコツをご紹介します!


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□ウォークインクローゼットとは?

新築の間取りには、洋服の収納が欠かせません。
クローゼットには3つの代表的な種類があり、
クローゼット、ウォークインクローゼット、ウォークスルークローゼットと呼ばれています。
これらには明確な相違点がありそれぞれに特徴がありますが、
今回取り上げるのはウォークインクローゼットです。

 


写真:新築施工事例「ハッピー&コンパクトな二階建て」より

 

ウォークインクローゼットはクローゼットが1つの部屋になっていて、
人が中に入って収納されている洋服を取り出せます。
中にはハンガーを掛けられるハンガーパイプが備え付けられていて、
服や小物をたくさん収納できるという魅力的なメリットがあります。

 

ウォークインクローゼットは間取りの1つで、WIC(Walk In Closet)と表記されます。
間取りをチェックするときに見逃さないために、覚えておきましょう。


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□ウォークインクローゼット収納のコツとは?

1.ハンガーパイプを2段で設置

ハンガーパイプが1段だけだと、その下が空いてしまうことがよくあります。
空間をより上手に活用するため、あらかじめ2段のハンガーパイプを設置しておくと良いでしょう。
また、1段のハンガーパイプを高めに設置して下に床置き式のハンガーラックを置いても、
結果的にハンガーパイプを2段で設置するのとあまりかわりません。
床置き式のハンガーラックは掃除の時に移動が必要になるため、
浮かせる収納にこだわる方は良く検討しましょう。

 

2.ハンガーパイプの上に棚を設置

コートなどの裾が長い洋服は、床に裾を引きずらないために、
少し高めに設置した1段のハンガーパイプに吊るします。
この場合、ハンガーパイプの上部がデッドスペースになりやすいです。
そこで、棚を設置し、上部を小物置きにして帽子や鞄を収納すると良いでしょう。
こうした工夫で無駄なスペースを減らすことができます。

 

 

3.コーナー部分は互い違いの棚を設置

L字型やコの字型のウォークインクローゼットは角にデッドスペースが生まれがちです。
少しでも収納量を増やしたいなら、互い違いの棚を設置するのがおすすめです。
高さが制限されてしまいますが、簡単なものなら収納できます。
小物類の収納に役立ててみてくださいね。

 

4.棚を設置して収納力アップ

ハンガーに吊るすと伸びてしまう繊細な服や、
ハンガーにかけられないベストなどのために、
ハンガー以外の収納方法を想定しておくのがおすすめです。
カラーボックスにかごを入れて収納にしたり、
衣装ケースをパイプハンガーの下に収納したりすると、
服を畳む収納も完備できますよ。

 

 

□ウォークインクローゼットのパイプの高さはどれくらいが良い?

一般的なハンガーパイプの高さは175センチメートルで、奥行きは30センチメートルです。
これだけの高さがあれば、コート類やワンピースでも余裕を持って収納できます。
この数字を基準に考えてみましょう。

 

例えば床にカラーボックスや棚を設置しても洋服が棚にこすれない高さにしたい時。
175センチメートルの高さではどうしても洋服と棚の距離が近くなってしまうので、
もう少し高くします。200センチメートルから210センチメートルあれば
だいぶ余裕が生まれるので、参考にしてみてください。

 

また、通路が狭めのウォークインクローゼットで奥行きをそのままにすると、
複数人で利用しにくく、見た目にも圧迫感があります。
奥行きを25センチメートルに変更すると、通路が広くなりますよね。
洋服の種類にもよりますが、多少奥行きを狭めても
洋服カバーをかけると服が壁にこすれても安心です。

 

収納とハンガーパイプの高さをうまく組み合わせることで、
収納力抜群のウォークインクローゼットが生まれますよ。

 

では2段パイプの場合には、どの高さが使いやすいのでしょうか。
基準は各100センチメートルで、
この高さなら平均的な身長の男性用ジャケットは床や下段のパイプにこすれません。
ただしこれもあくまで基準です。
2段パイプも、使う方の身長に沿って数字を変えなければいけません。

 

例えば、上に男性用の洋服をかけて、下の段は子ども服用にすると、
身長差がかなりあるので高さにゆとりを出せます。
奥様と旦那様で身長差があるときにも、上段を旦那様用に広めに、
下段を奥様用に少し低めに設置すると、収納力が高くなります。
このように、身長差を利用して上段と下段の高さを変えるのもひとつの手段です。

 

 

最近では、可動式のハンガーパイプを採用される方も増えています。
どうしても設定する高さに不安があったり、
子どもの成長に合わせたかったりする場合は、
施工会社と相談してみてください。

□まとめ

今回は、ウォークインクローゼットの収納のコツについてご説明しました。
収納スペースを多めに設置したり、ハンガーパイプの高さをご家庭の特徴に合わせて変えたり、
ご家庭での使いやすさを追及してみてください。
当社は、お客様のご要望に合わせてじっくり打ち合わせをさせていただきます。
ご不明な点、ご不安な点がございましたらお気軽にご相談ください。

 

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